こんにちは、西野です。
今日は、とあるエンジニアの話です。
「このまま歳をとっていって、本当に大丈夫なんだろうか」
あるエンジニアは、夜ベッドに入るとよくこの言葉が頭に浮かんでいたそうです。
何か直近の困りごとがあるわけではないけど、将来に対する漠然とした不安がありました。
そんな彼がフリーランスになったことで、不安から解放された実体験を話していきます。
彼は33歳。
都内のSIerで働く、ごく普通のエンジニアでした。
言語はJavaとSQL。
特別に尖ったスキルがあるわけでもないし、マネジメントをやっているわけでもない。
年収はだいたい380万円。
手取りにすると月25万円前後。
家賃は8万5千円。
平日の夜は、会社帰りに駅前の定食屋で800〜900円くらいの定食を食べて帰るのがほぼ習慣でした。
唐揚げ定食か、焼き魚定食か。
たまに生卵をつけるかどうかで少し迷う。
そんな感じの生活だったそう。
別に貧乏ではないけど、余裕があるとも言えない。
ごくごく普通の生活をしていたと彼は言っていました。
ただ、ずっと将来への不安はあったそうです。
「このまま歳をとっていって、大丈夫なんだろうか」と。
独立した先輩から聞いたリアル
そんなとき、2年ほど前に同じ部署から独立した先輩と、久しぶりに飲みに行く機会がありました。
その先輩も、やっていることはほぼ同じ。
Javaで業務システムを書いていて、
会社員時代と、仕事内容自体はほとんど変わっていません。
違うのは、フリーランスか会社員の違いだけ。
先輩「今は、月70万くらいだよ。」
「そんなに!?
じゃ、休みの日がないくらい忙しいんじゃないですか?」
先輩「いや、普通に毎日定時で上がってるし、土日もちゃんと休んでるよ。」
この会話で彼は、衝撃を受けたそうです。
フリーランスで稼ぐには、
何個も案件を掛け持ちして、身を削るように働くものだと思い込んでいたからです。
でも、先輩の話を聞くと、
・やっている仕事はほぼ同じ
・生活リズムも変わらない
「ただ、契約形態が違うだけでこんなにも収入が違うのか...」
そこから、少しずつフリーランスという働き方を調べ始めました。
とはいえ、最初は怖さの方が圧倒的に大きかったそうです。
・仕事が途切れたらどうするんだろう
・次の案件を自分で探せるんだろうか
・年齢が上がっても通用するんだろうか
調べれば調べるほど、
不安も一緒に出てくる。
でも、フリーランスの働き方やエージェントの使い方や単価の相場感を見ていくうちに、
「思ってたより、普通の世界だな」
という感覚に変わっていったそうです。
特別なことをしている人だけの世界、という感じがしなかったと。
そんな時に僕と面談し、
思い切って最初の一歩を踏み出しました。
フリーランスになって感じた一番の変化とは
彼が最初に決まった案件は、月単価72万円。
そこから税金や社会保険を引いても、
手元に残るお金は、会社員時代より毎月20万円くらい増えました。
とはいっても急に生活が激変することはなく、
・定食に、生卵と小鉢を何も考えずにつけるようになった。
・スーパーで、値段を見比べて一番安いものを探す回数が減った。
・1万円くらいの出費に、いちいち気持ちがザワつかなくなった。
そんな地味な変化があったそうです。
でも、
一番変わったのは精神面だと話していました。
「今までは、会社という一つの環境に依存してる感覚が強くて、正直ずっと不安だったんです。
でも今はフリーランスとして稼げているので、不安がなくなりました。
“いつでも自分の力で稼げる”って感覚があるだけで、安心感が全然違います」
だそうです。
フリーランスの一番の価値は、
自由でも、金額でもなく、
「自分は、自分の力で生きていける」と腹の底から思えるようになること
なのかもしれませんね。
まとめ
彼のように
なんとなく将来が不安という方は、
一度、自分の市場価値を調べてみると良いです。
フリーランスになるかどうかは、その後に決めればいい。
単価がよければフリーランスになればいいし、納得できなければ転身しなければいいだけの話なので。
ただ一つだけ言っておくと、
「いつでも稼げる状態」を作るのは、早ければ早いほど、人生は楽になりますよ。
